訃報:中川良平

訃報:中川良平

  • 訃報
  • 日本ファゴット界また音楽界の向上に多大な貢献をされ幅広い功績を残されました中川良平先生が、2023年12月19日に逝去(享年88歳)いたしました。
    ここに生前のご厚誼に対し深く感謝するとともに、謹んでお知らせ申し上げます。

    通夜、葬儀告別式は以下のとおり執り行われます。
    通夜 12月24日18:00~19:00
    告別式 12月25日14:00~15:00

    逗子二葉会館
    逗子市久木1丁目2番6号
    電話046-871-2360
    ●JR横須賀線「逗子」駅 西口から徒歩6分
    ●京急逗子線「逗子・葉山」駅 北口から徒歩12分

    中川良平

    京都生まれ。太平洋戦争直後の市立上京中学校ブラスバンドでバスーンを始め、堀川高校音楽コースを経て東京芸大卒。1963年米国エール大学大学院を修了、マスターオブ・ミュージックの学位を得る。レオポルド・ストコフスキー指揮のアメリカ交響楽団,ニューヨーク・シティ・オペラ・オーケストラ、フィラデルフィア室内管弦楽団,サンフランシスコ交響楽団の各首席バスーンを歴任。室内楽分野ではマルボーロ音楽祭をはじめニューヨークの数々のグループで超一流のバスーニストとして活躍した。1978年より20年間にわたり、米国三大音楽祭の一つアスペン音楽祭の教授/首席奏者をつとめた。一方、管楽器のための室内楽編曲の分野にも卓抜した才能を示し、その編曲作品はカール・フィッシャー,テォドール・プレッサー,パイパーズ,音楽之友社から出版され世界的に高い評価を得ている。1976年帰国。東京都交響楽団、新日本フィルを経て愛知県立芸大教授を歴任。1994年西洋音楽史上初のコンセプト「現代管楽器によるJ.S.BACH演奏」を提唱した「東京バッハバンド(TBB)」を創立・主宰(音楽監督・編曲・指揮)。

    日本ファゴット(バスーン)協会
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